MY 「ONE HUNDRED」を探して。

数十年スパンで大事にしたい、自分にとってのファッションスタイル基本アイテムの覚え書き。時々雑記。

はじめに

「下手の横好き」ではあるけれど、おしゃれやファッションに関することが大好き。

スタイリストさんの本に触れるのも大好きで、たくさん手に取っては読みあさってきた。


その中で強く思うのが、

「個性」と「普遍性」とのバランスの難しさ、そして面白さ。

ファッションはその人のパーソナルなもの(顔立ち、体格、雰囲気、ストーリー)と切り離せないものである以上、「その人らしさ」が前面に出るのは当然のことだし、それこそが魅力。

でもそれと同時に、「最大公約数」というのか、年齢や立場を超えて、多くの人にとって参考となるヒントというのも必ずあるはず。

人生そのものと同じように、ファッションも、その絶妙なバランスを探していくのかな、と考えたりする。


スタイリストさんの本の中でもとても好きなのが、



これは、著者であるニーナ・ガルシア氏にとっての「家のリフォーム中に、仮住まいのアパートから埃だらけのリフォーム中の住まいに取りに戻ってでも身に付けたい(パーソナルな)お気に入りのものたち」の紹介本。

でも、それらは「あなたたちのものである」という言葉とともに、ただの「個人のお気に入り」にとどまらない、多くの人にとっても愛せるであろう定番アイテムたちが、AtoZ100個挙げられている。

私の中では、この本の内容が、「その人らしさ」と「最大公約数的ヒント」の調和として、強く印象に残っている。


この本をヒントに、

自分にとっての「ワンハンドレッド」、

スタイルの小さなことは変わっても、10年単位で、自分のクローゼット、あるいは、ジュエリーボックスにいてくれる、頼れる相棒たちのことを書き留めておく備忘録として、ブログを開設してみました。

基本的には自分の覚え書きに過ぎませんので、字ばっかりで「映え」の対極にあるようなブログですが、ネットの海に流すものである以上、あわよくば、何かのご縁でこちらに辿り着いてくださった方とつながることができれば、これに勝る喜びはありません。